組合のストレスケアの取り組み(背景説明)=(PTSD等に関する参考資料として)
「ASD」と「PTSD」の用語の説明
ASD(急性ストレス傷害)
PTSD(心的外傷後ストレス障害)
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ASD;ストレスにより、夢やフラッシュバック等から、睡眠障害、易怒性、集中力低下、過敏反応、過剰驚愕など、過覚醒の症状が存在すること。
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PTSD;「ASD」状態が4週間以上続いた後、この状況が好転しない時「PTSD」と呼ぶ。
(具体的な状況)
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航空の現場での出来事では、何らかの心理的ストレスを感じる事象は、数多くあると予想されます。
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ASD、PTSDは通常の人間の経験範囲を超える、激烈なストレッサ−にさらされた経験があり、
(激烈なストレッさーは航空事故、重大インシデントに関わる事項では、頻度は高いと予想され、
これに関わる人たちは「乗員」「客室乗務員」「グランドハンドリング」「旅客担当係員」は勿論として、
これら以外の各部署の係員が関係すると思われます。)
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記憶や、夢、フラッシュバック(flashbacks)によって受傷時の出来事を再体験する。
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再体験がきっかけとなり、これを思い出す困惑状態に陥り、睡眠障害、易怒性、集中力低下、過敏反応、過剰驚愕など、過覚醒の症状が存在するとされている。
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実証するデータは十分ではないが、「ASDは自然回復の可能性が高いとされている」、とされています。
*また、直接の被害者だけではなく災害救援者も、職務に関連したトラウマ体験からPTSDになることがある。
と報告されています。
【PTSDからの解放】は
「忌まわしい記憶によって、自分の心が振り回されてしまうのではなく、
自分の力でコントロールできる記憶になった時がトラウマの解決と言える。」
といわれています。
一般的な【 患者の一般的傾向 】
1.自ら専門家の援助を積極的に求める患者はいない。
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『もう忘れたい、思い出したくないというバイアスが本人にも家族にも働くため、誰にも相談せず、症状があってもじっと我慢している場合が少なくない。しかし、そのような状態は、表面上は治まったように見えても本当に快復したとは言えない。』
2.強い孤立感
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『出来事から時間が経つと、本人と周囲の人との間に微妙な温度差が出てくる。たとえば、本人にとっては内心まだ傷は癒えていないのに、周囲の人は、もう過ぎたことなのに未だ立ち直れないのかといった態度を向けることがある。』
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『このような事があると結局本人は「わかってくれない」という孤独感を味わうことになる。あるいは、「なぜ自分がこのような目に遭わなければならないのか」などと感じてしまう。』
3.生活環境の変化(ときに改善)がPTSD症状出現の契機になることがある。
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『事件直後の混乱期には、積極的に事態に対処していく傾向が強く、精神医学的問題は表面化しにくい。』
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『PTSD症状をはじめとする精神症状が顕在化するのは、むしろ混乱が収束し始め、日常的ストレスが減少し始めた頃に多い。』
4.「精神科」や「心理学」を前面に掲げた援助は受け入れられにくい。
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『日常生活援助一環として提供されるよう工夫されるべき。』
とされています。
また、
<PTSDをこじらせる原因>
として以下の項目があげられています。
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周囲の無理解や社会的な孤立
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災害の復興過程や事故・事件の後処理での二次的ストレス
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心の葛藤の持続
<改善に向かわせる要素>
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こころを打ち明けられる人からの支えがあること
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気持ちの上で孤立しないようにすることが、本人にとっても家族にとっても重要なこと。
とされていて、周辺にいる人の役割は大きいと思います。
しかし、以下のような注意点が必要なことも、知識として、これらに関わる人に必要な事項です。
《当事者への精神援助》
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安全の確保・保証
*安全が保障されないかぎりストレスは緩和されない。
A傾聴と共感
*グッド・リスナーとなること。
*相手を見ながら話しを聴く。
*適宜、相づちと問いかけをする。
*話を中断しない。
*道徳的評価や非難をしない。
*理解と気持ちのくみ取りを行う。
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援助計画
*患者を「何もできない弱者」として扱わない。
*状況を自分がコントロールできる」という感覚を回復させる方向での援助を行う。
*ストレス症状に関する心理教育(本人・家族)を行う。
が医学的な書籍等から指摘できると思われます。
以上