1994年7月7日 学習会報告書
航空機乗務員の宇宙線に起因する放射線被爆の問題
日本大学歯学部RI研究室 野口 邦和
目 次
1 はじめに
2 放射線防護の基礎知識を学ぼう
@被曝線量とその単位
A放射線被曝の形式
B放射線障害の分類
C確率的影響の発生確率
3 宇宙線って何ですか?
@一次宇宙線と二次宇宙線
A空気の吸収線量率の高度による変化
B空気の吸収線量率の緯度による変化
C空気の吸収線量率の太陽活動による変化
4 JAL健康講演会について
@第25回講演会について
A第26回講演会について
B放射線ホルミシスとは何か(望月報告の問題点)
5 航空機乗務員の被曝線量はどのくらいになるの?
@航空機乗務員が被曝線量を測定することの意義
A実測値の例(ある航空機関士の1カ月間の被曝線量)
B実測値の例(リレー形式で測定したある路線の被曝線量)
C放射線被曝による致死的なガンの発生確率
6 現行法令と国際放射線防護委員会はどう考えているのか?
@不合理な現行法令での取り扱い
A国際放射線防護委員会(ICRP)の1990年勧告
7 おわりに
講演者あとがき
参考資料 「ジェット機乗務員の宇宙線被曝」
『日本の科学者』第27巻11号(1992年11月号)より